サブコンという言葉は、サブコントラクター(Sub Contractor)の略。元請けであるゼネコンに対して、サブコンは下請け業者という立場です。
ゼネコンは大きな施工の全体を担当し、サブコンは「電気工事」「空調工事」「衛生工事」「消防設備工事」など、部分的な工事を請け負うという仕事内容。請け負った仕事をさらに専門業者と協力し工事を進めていきます。
サブコンの魅力は、実際の施工にかかわれることです。ゼネコン社員の仕事は全体の管理が中心。施工を行うことがないので、実際の工事の経験を積むことがありません。このため転職や独立したい場合は、難しいこともあるでしょう。
その点サブコンなら、施工だけでなく設計やメンテナンスも含めて、トータルの仕事を経験できるため、将来的に建設業界で幅広く活躍することが可能です。
施工管理技師や計装士としてキャリアアップを重ねていきたいなら、サブコンは魅力のある職場となるでしょう。
参照元:コンキャリ(https://const-career.com/blog/about-sub-contractor/)
サブコンの業務について代表的な分野を解説していきます。
電気を建物の中へ引き込み、分電盤からコンセントまでの末端処理を行います。
電気設備工事を行うことによって建物に給電可能となり、多様な設備を動かすことができるようになります。
衛生設備工事は、給水設備・排水設備・消火設備・給湯設備などの取付工事を指します。
空調設備の新規取り付けや古い設備の更新工事、配管工事、そして既存空調設備のメンテナンスや保守点検を行います。高層ビルやマンションなどで需要の高い業種です。
消防法に基づいて消防設備の設置・更新を行います。火災警報設備、消火設備、避難設備などがこれにあたります。
参考元:
https://www.oreyume.com/column/knowledge/1486/
電気工学科の就職先について紹介しています。電気工学科の就職先は、電気技術だけではなく、エネルギー管理の計装も、電気工学科の就職先として有力候補になるようです。
電気工事技術科の就職先について紹介しています。電気工事技術科の就職先は幅広いようなので、確認してみましょう。
電子応用工学科の就職先について紹介しています。電子回路設計技術者、ロボットエンジニアなど多様な職種があるので確認してみましょう。
計装エンジニアを募集している
東京のおすすめ企業3選
ビルディング・オートメーション協会の会員で、東京に本社があるビル・オートメーション専門企業17社及び帝国データバンク調べによる電気設備工事業界で2021年度の売上額上位10社(※重複企業は、ビルディング・オートメーション協会会員の企業として分類)の中から、東京で計装エンジニアを募集している各業界のおすすめ企業を3社ご紹介します。ビル、プラント、工場とそれぞれ得意分野が違うので、各社の特徴や待遇をチェックして就職活動の参考にしてください。
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古川計装公式HP
https://www.kogawakeisou.co.jp/
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2024年3月に大学・専門学校・高等学校を卒業見込みの方
計装一筋50年の古川計装。ビル内の電気設備の自動制御を行うビル・オートメーション(BA)の数少ない専門会社であり、ワークライフバランスの取れた働きやすさが魅力。
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日揮公式HP
https://www.jgc.com/saiyo/
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2023年4月〜2024年3月に高校/大学を卒業、または大学院修了予定者
国内の石油精製プラント建設を担う日揮グループ。売上の80%以上が海外プロジェクトで構成されており、語学をフル活用しながらグローバルに活躍できる大手企業。
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日本電技公式HP
https://www.nihondengi.co.jp/
初任給:
応募資格:
2024年3月に大学院、大学、短大、高専、専門学校卒業見込の方
空調計装や産業システム関連の設計から施工、メンテナンスまで手掛ける、幅広く計装関連のスキルを習得できるのが魅力の計装エンジニアリング総合企業。
【選定基準】
古川計装…ビルディング・オートメーション協会の会員で、東京に本社があるビル・オートメーション専門企業の中から、未経験者の採用実績があり、従業員の定着率がもっとも高い企業(定着率80% 2022年5月時点)
日揮…海外プラント建設も手掛ける総合エンジニアリング企業で、年間売上額(2020年度)がもっとも高い企業(6,192億4,100万円/2019年度)
日本電技…ビルディング・オートメーション協会の会員で、東京に本社がある計装エンジニアリング会社の中から、インダストリーオートメーションを行っている上場企業のうち、xenoBrainによるリサーチで営業利益予想成長率[5年]がもっとも高い企業(31.31% 2022年5月時点)。