計装エンジニアには、大きなやりがいがある一方で、隠れた苦労もあります。先輩が経験した3つの苦労について紹介します。転職は良い点だけではなく、苦労についても確認しておくと失敗がないでしょう。
ホテルや博物館などで自動制御機器の保守点検業務を行っています。仕事内容は定期的な点検のみでなく、突発的なトラブル処理や機器交換の提案、見積作成、機器発注や機器の交換作業等と多岐にわたります。
知識面でも技術的にも覚えなければならないことが多くあるので、苦労や壁にぶつかることも多いです。しかし、できることが増えていき1つずつ壁を乗り越えたときに達成感があり、仕事を通して自らの成長を実感できるのでやりがいを感じます。
参考元:千代田計装株式会社HP(https://www.ckcnw.co.jp/recruit/interview/)
今は3年目で下積み時期です。私が現在所属している部署の先輩方は妥協することがなく、このくらいでいいやと仕事を曖昧にはしません。そんな先輩方に囲まれて仕事をすると、辛いと思うことは多々あります。
しかし、きちんとした下積みができることで、将来的に多くのことができるようになると思うとがんばることができます。今の仕事を一つひとつ確実にできるようになろうと思うことができ、それが私のやりがいです。
参考元:千代田計装株式会社HP(https://www.ckcnw.co.jp/recruit/interview/)
プラントエンジニアリングでは、厳密に納期が決められており、ときには発注元から催促を受ける場合があります。さらに複数のプラントの設計を掛け持ちしている場合は、常に納期に追われている状況です。
設計の内容は、調達や建設(施工)部門にも影響するので責任重大です。わずかなミスが致命的な欠陥につながる場合もあるため、プラントが完成するまでは、不安やプレッシャーでいっぱいです。次の調達部門に渡るまでは、夜遅くまでの仕事や休日出勤が続くでしょう。
参考元:千代田計装株式会社HP(https://www.ee-ties.com/media/plant_design/)
計装エンジニアの苦労について紹介しました。先端の仕事だけに知識や技術の習得が大変で、トラブルにも対応していかねばなりません。
しかし、計装エンジニアは成長市場に関わる職種であり、ワークライフバランス の取れた働き方と、専門的で市場価値の高いスキルを習得することが可能。計装の良い点と苦労をチェックして、自分に適する転職を叶えましょう。
計装エンジニアを募集している
東京のおすすめ企業3選
ビルディング・オートメーション協会の会員で、東京に本社があるビル・オートメーション専門企業17社及び帝国データバンク調べによる電気設備工事業界で2021年度の売上額上位10社(※重複企業は、ビルディング・オートメーション協会会員の企業として分類)の中から、東京で計装エンジニアを募集している各業界のおすすめ企業を3社ご紹介します。ビル、プラント、工場とそれぞれ得意分野が違うので、各社の特徴や待遇をチェックして就職活動の参考にしてください。
ビルディングオート
メーション専門会社で
働くなら
古川計装
古川計装公式HP
https://www.kogawakeisou.co.jp/
初任給:
応募資格:
2024年3月に大学・専門学校・高等学校を卒業見込みの方
計装一筋50年の古川計装。ビル内の電気設備の自動制御を行うビル・オートメーション(BA)の数少ない専門会社であり、ワークライフバランスの取れた働きやすさが魅力。
幅広い分野で
グローバルに
活躍したいなら
日揮
日揮公式HP
https://www.jgc.com/saiyo/
初任給:
応募資格:
2023年4月〜2024年3月に高校/大学を卒業、または大学院修了予定者
国内の石油精製プラント建設を担う日揮グループ。売上の80%以上が海外プロジェクトで構成されており、語学をフル活用しながらグローバルに活躍できる大手企業。
3年間のマンツーマン
OJTで一生モノの
キャリアを積むなら
日本電技
日本電技公式HP
https://www.nihondengi.co.jp/
初任給:
応募資格:
2024年3月に大学院、大学、短大、高専、専門学校卒業見込の方
空調計装や産業システム関連の設計から施工、メンテナンスまで手掛ける、幅広く計装関連のスキルを習得できるのが魅力の計装エンジニアリング総合企業。
【選定基準】
古川計装…ビルディング・オートメーション協会の会員で、東京に本社があるビル・オートメーション専門企業の中から、未経験者の採用実績があり、従業員の定着率がもっとも高い企業(定着率80% 2022年5月時点)
日揮…海外プラント建設も手掛ける総合エンジニアリング企業で、年間売上額(2020年度)がもっとも高い企業(6,192億4,100万円/2019年度)
日本電技…ビルディング・オートメーション協会の会員で、東京に本社がある計装エンジニアリング会社の中から、インダストリーオートメーションを行っている上場企業のうち、xenoBrainによるリサーチで営業利益予想成長率[5年]がもっとも高い企業(31.31% 2022年5月時点)。